アンドレアの音楽を聴いたとき、なんとも言いようのない「塊」のようなものを感じたのを覚えています。音楽に負けないようなビジュアルをと念頭に置き、アンドレアとの対話は始まりました。
ミュージシャンにとってビジュアルはどのようなものか?音楽のコンセプトは何か?といった一般的な質問から、アンドレアの持つパワーにどんどん引き込まれ、対話はぶつかり稽古のように荒々しく、激しいものとなりました。
さまざまな対話を重ね、私たちは、アンドレアがビジュアルについてとても個性的な考えを持っていることに気づきました。対話の中にほんの一瞬登場したある短い言葉が、最初の印象とも違うものでしたが、とても重要で、想像力を広げてくれる言葉でした。
ミュージシャンが音楽を表現するとき、何が見えているのでしょうか?私たちは普段、完成した音楽を聴くことが多いですが、その裏側では、もしかしたら違うものが見え、聞こえていたのかも知れません。Sesionプロジェクトの第1回は、スイスのエレクトロニカアーティスト、アンドレア・ヴァルビニ氏との濃厚な対話の中から、音楽とビジュアルの新しい関係を探ります。
長崎智宏
1963年にスイス・ジュネーブ生まれ。ドラマー。2000年、a.l.s.o.名義でエレクトロ・ミュージック・アーティストとしてソロ活動を開始し、クリエイティヴなアーティストの支援のため "Shin Association" を創設。2001年にはここからエレクトロ・ミュージック・フェスティバル "Elefanten-Mixtur" が生まれ、学際的なリサーチ、インターナショナルとローカルの出会い、そして調和の取れた人間関係の促進を目指している。
http://www.myspace.com/andreavalvini
今回のプロジェクトの一環として、アップルストア仙台にてwowlabとアンドレア氏の公開対談を行います。今回のコラボレーションのプロセスや、ビジュアライザーのメイキング、またアンドレア氏の独特の音作りの過程をご紹介します。公開対談では簡単なパフォーマンスもあります。
アップルストア 仙台一番町店
5月29日 18:00〜
http://www.apple.com/jp/retail/sendaiichibancho/