どんなに長い小説を読んでも感じる事が出来ない衝撃を、一行の文章が表してしまう事があります。また、日本の文化である俳句や短歌などは、最小限の言葉で自然の持つ微妙な情緒すら表現してしまいます。この「Aphorizm」は簡潔な映像でキーワードを表現してみようというプロジェクトです。毎週キーワードが選定され、wowlabのデザイナーはそのキーワードを即興に近い速度で映像化します。それらの映像の多くは作品というよりも、インスピレーションのかけらのようなものです。私たちはこの実験的なプロジェクトを通して、文章を書くように映像を作るという、新しい映像作りのプロセスを体感してみようと考えています。
今回のテーマはグリッド。我々にとっても等間隔に並べたり、直線上にレイアウトする際にはとても欠かせない考え方です。エディトリアルデザインの世界ではグリッドシステムというものもありますし、グリッドコンピューティングという技術も存在します。ブレインストーミングでは一見気付かないけれど、実は格子状になっているものがいくつも議題になりました。